PROJECT
STORY
発注者 |
国土交通省九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 |
施工場所 |
宮崎県宮崎市郡司分甲地内及び宮崎市恒久地内 |
工種 |
コンクリート舗装工 アスファルト舗装工 |
MEMBER
Wさん九州支店 工事部
2009年入社。学生時代から、土木を専攻していた為、将来は建設業の仕事に携わるんだろうなぐらいでしか考えていませんでしたが、入社前に会社の情報を調べる中で、決め手は全国に事業所があることでした。また入社して働きやすい環境であることも続けられている一つの要因ではないかと思います。現在は国土交通省の現場に携わっており、毎日さまざまな問題や課題を解決しながら若手職員や現場従事者と共に仕事をしています。
CHAPTER
CHAPTER #01
工事概要について
宮崎県宮崎市内2か所の国道220号の道路維持修繕工事で、郡司分地区では現アスファルト舗装版延長400mを連続鉄筋コンクリート舗装へ修繕する工事で、目的はアスファルト舗装より耐久性の高いコンクリート舗装に改良することでライフサイクルコストを低減させることが目的でした。
また恒久地区では既設の排水性舗装が傷んでいた為、国道の交差部を含む約5000m2のアスファルト修繕工事を行いました。
CHAPTER
CHAPTER #02
工期短縮への工夫
12月に開催されるマラソン大会のコースとなっているため、それまでに工事を完成する必要があり、工程の短縮が一番の課題となりました。
工程の短縮をするのに様々な取り組みをしましたが、大きな要因としては2つあげられます。
一つ目は点在する施工箇所を2班体制で同時に施工をすることで、全体工程の短縮に繋げました。
二つ目はコンクリート舗装をする際のスリップフォームベーパの脚部の改良です。
スリップフォームベーパのキャタピラ(タイヤ)の幅を、通常W500から狭小キャタピラ(W250)に改良したことにより、既設の構造物を取り壊さずに連続鉄筋コンクリート舗装の施工をすることが可能となりました。
この結果、撤去から復旧までの工種が省け、実働60日(約3ヵ月)の工程の短縮を実現し、12月のマラソン大会開催前に交通開放をすることができました。

図-8 改良されたスリップフォームペーパの脚部
CHAPTER
CHAPTER #03
周囲のサポートへ感謝
当社社員を含め一緒に現場を進める人がとても協力的で、様々なことに手を貸して頂きました。それは現場に直接関わっている方だけでなく、本店や支店・営業所や事務の方まで現場のことをサポートして頂き現場を円滑に進めることができました。
当初、全体的に余裕のある工程ではありませんでしたが、発注者と綿密な工程調整を図りながら地域住民の要望等を共に解決し、現場を進めて行くことで意思疎通ができるようになり現場を完工しました。完工した際には発注者さまより『よく間に合わせてくれました、また一緒に現場をやりましょう』と労いのお言葉を頂きました。
その時は達成感が湧き、私としても大変充実した時間だったと思っています。
最後に、発注者さまをはじめ協力して頂いた方に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
私の新入社員時代
私の新入社員時代は社会のことが右も左もわからず、仕事内容も分からないまま過ごしていたのを思い出します。ただ2年目・3年目と年数がたつに連れて会社の先輩や現場を通じて知り合った方にいろんなことを教えて頂きました。大変なことも多っかたですがどれもいい思い出です。